横浜西口スカイクリニック
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ケロイド
瘢痕

(キズあと)

Q.
「ケロイド」・「瘢痕(はんこん)」って何ですか?
A.
外傷・やけど・手術・ニキビ・ピアスなどで損傷された皮膚が完全に元通りにはならなず、
「出っ張る・硬くなる・ひきつれる・硬くなる」・・・などの症状が起きた場合、
それを「ケロイド」または「(肥厚性)瘢痕」と呼びます。

そのほかの症状としては、赤くなる・白くなる・色素沈着などの「色の変化」や、
「かゆみ・乾燥・痛み(側圧痛)」などを起こします。
Q.
「ケロイド」と「瘢痕」は別のものなのですか?
A.
「ケロイド」と「瘢痕」は場所や経過など「症状の違い」で区別されます。

しかし組織検査をしてみるとその細胞はまったく同じです。
また一番重要な治療方針が基本的に変わりません。
ですから(自分では)あまり厳密に区別なさらなくて結構です。
Q.
原因は何ですか?
A.
ごく簡単に言うと「キズが治っても皮膚を作り続けてしまう」ことが原因です。

ちなみに、みなさんよくご存知のコラーゲンにはいろいろなタイプがあります。
正常な皮膚と比べるとケロイド・瘢痕の皮膚では
5型のコラーゲンが著しく増生しています。
Q.
治療方法は?
A.
1. 圧迫療法(テープやサポーターなどで圧迫します)
2. 外用薬・ステロイドテープ貼付
3. 内服薬(患部を縮小させます)。
4. ステロイド注射(患部に直接注射します)
5. 切除(ケロイドには行いません。瘢痕で適応のある場合のみ)
6. 切除+植皮
7. 放射線照射(あまり一般的ではありません)
ちなみに当院では1〜4を行っています。
Q.
完全にきれいに治るのですか? そうであれば治したいです。
A.
残念ですが跡形もなく治すことは困難です。
ですから治療開始の判断としては以下を参考にしてください。
1. ひきつれて運動制限(機能障害)がある。
2. 痛み・かゆみが強い。
3. 徐々に大きくなっている。
4. 外見に著しく影響していて少しよくなることでも意味がある。
Q.
なりやすい人、なりやすい場所はあるのですか?
ケロイドの場合は体質(遺伝)が大きく影響します。
またケロイドも瘢痕も年齢が若いほどなりやすいです。

場所によっても発生率は違います。
多いのは、アゴ・肩・肘・胸の中央・恥骨・膝などです。ピアス穴にも発生します。

ケロイドや(肥厚性)瘢痕はキズが治ったあと数ヶ月単位で徐々に出てきます。
ですからこれらの条件にあてはまっている場合は経過観察が大切です。
例外もありますが半年くらいしても出てこなければ安心してよいでしょう。

A.
Q.
予防法はありますか?
A.
1. 外傷・やけどなどで損傷された皮膚をなるべく早く治す。きちんと病院に行く。
  (早く上皮化させたほうがケロイド・瘢痕になりにくい)
2. 皮膚が治っても最初の2〜3ヶ月(赤みがなくなるまで)は、
   テープやサポーターなどで圧迫します。
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